残暑を乗り切る 旬の秋なすレシピ


日中は暑さが残りますが、朝夕には秋を感じられるようになりました。


夏の疲れが出やすいこの時期は、体を労わりながらも食欲を刺激してくれる料理を取り入れたいものです。


今回は、旬のなすを使った食べやすく、食卓の主役にもなるメニューをご紹介します。




なすと豚肉のポン酢和え

〈材料(2人分)〉

ナス…2本
豚しゃぶ用薄切り肉…200g
大葉…5枚
みょうが…1個
ポン酢…大さじ3
ごま油…小さじ2
白ごま…適量

〈作り方〉

  1. ナスは縦半分に切って1cm幅の斜め切りにする。
    耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジで3〜4分加熱して冷ます。
  2. 豚肉をさっと茹でて色が変わったら取り出し、ザルにあげて水気を切る。
  3. 大葉とみょうがは千切りにする。
  4. ボウルにナスと豚肉を入れ、ポン酢とごま油で和える。
    器に盛り付け、薬味と白ごまを散らして完成。

豚肉の代わりに蒸し鶏を使っても◎
ごま油の代わりにオリーブオイル、ポン酢の代わりにバルサミコ酢を使うと洋風になります。
ポン酢にすりおろし生姜やニンニク、柚子胡椒を加えたり、大根おろしを乗せても美味しいです。
レタスをしいてサラダ仕立てにしたり、そうめんやうどんのトッピングにもおすすめです。
作り置きして冷やしておくと、忙しい日の夕食にもぴったりです。

 ナスの皮には、ポリフェノールの一種「ナスニン」が含まれ、強い抗酸化作用で紫外線ダメージを中和してくれます。また水分が多く体をクールダウンさせる効果があるため、残暑で火照った体にぴったり。食物繊維も豊富で腸内環境の改善に役立ちます。油との相性が良いので、油や豚肉と合わせることで効率よく栄養を摂ることができます。

季節の変わり目に、旬のなすを取り入れてさっぱり元気に秋を迎えましょう。